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俺流小説の書き方



2004.4.3

 俺流の小説の書き方です。この書き方で『Scelus』が書かれています。『Crest』はちょっと元ネタがあるのでちょっと違います。
 俺としても色んな所を巡って小説の書き方を勉強してみたが、全く役に立ってないですな。!と?で終わる文の後はスペースを空けると見易いと言うのをやっているくらいですな。
 人によってスタイルは色々です。
 人のスタイルに合わせる必要はないのです。自分の好きに書いているのだから好きなスタイルで書けばいいのです。
 しかも俺さんは学校や本で本格的に勉強したわけではなく、人に相談したわけでもなく、趣味で我流に作り上げた書き方なので、大して参考にならないと言えば参考になりません。
 まぁ、とりあえずは紹介しておきます。

 小説を書く際、まず始めにやることは主人公を決めることです。。
 何をやってどんな結末を迎えるのかは知らないけど、とりあえず主人公を決めます。ついでに性格や行動パターンを考慮に入れて冒頭に主人公を登場させます。
 主人公が決まったらとりあえず書き始めてみます。何でもいいから主人公を登場させて物語を書き始めるのです。俺さんの場合、主人公を登場させると勝手に主人公が物語を始めてくれます。便利だね。
 主人公の行動に任せて物語をスタートさせ、主人公に一番絡むキャラを登場させます。主にこの2人の行動によって物語が進行していくことになります。

 ここまでで実際の物の例を挙げて見ましょう。
 『Scelus』は人生をかったるいと思って生きている学生って言う主人公が登場します。冒頭で主人公が登場します。この時点でどんな物語になるのかはもちろん、主人公の名前すら決まってません。何ともいいかげんな。
 主人公が勝手にこけて物語りは始まります。あそこでこけなければ別な物語になっていたことでしょう。
 ここで初めて主人公の名前を決定しました。名前を決めるついでに主人公の姿をイメージして職業とか色々と詳細な設定をします。さらにこれから物語が繰り広げられる世界もイメージします。
 主人公が踏み込んで初めてイメージにできるのです。
 全く持っていいかげんな。無計画に書いていますな。
 剣塚一也が行動してモンスターを倒します。この時、初めてセケルステインを思いつきました。全く持って無計画な。何の話を書こうと思って書き始めたのかよくよく分かりません。
 シルビアちゃんも一也が歩いて行ったから登場します。行き当たりばったりだね。登場した所で書きながら性格とか設定するのです。

 ヒロインが出てきた所で物語りはさらに進展します。勝手に2人で物語を作ってくれます。2人の行動するままに書いていくだけです。書きながらこの先どうなるかなぁ〜って考えるわけですな。
 どういう展開になって、どういう終わり方になるのか作者にも分かりません。2人がそこに至って初めて作者にも何が起こるのか分かります。
 無謀な書き方しとるなぁ。こうやって書き出してみると無謀やなぁ。

 とりあえず、書いてみる。書いてみて読み直す。表現がおかしい所は直す。ついでに誤字も直す。直したら次をとりあえず書いてみる。書いてみて読み直す。また表現がおかしい所や矛盾している所は直す。ついでに誤字も直す。以下繰り返し。
 こんな感じで書いてます。
 ぶっちゃけ、行き当たりばったりなんだね。

 この書き方のメリットは、ストーリー展開を作者も楽しめることと、誤字やおかしい表現が減ることです。
 展開が作者自身も楽しめるのは、書いている本人がどうなるか知らないのだから。ありえない書き方してんなぁ。
 誤字やおかしい表現が減るのは、何度も読み直しているからですね。
 この書き方のデメリットは、先が見えないことと、更新が遅いことだね。
 行き当たりばったりだから伏線が張り難いのよね。さりげなく思い付きで伏線を張って、読み直しているうちに思い出して書くなんて事があるくらいですな。第2話でガストロさんがモンスター退治から帰った後に出てこなかったのは伏線なのでしょうか? 書いている本人にも分かりません。
 更新が遅いのは、ある程度書き溜まってからでないと更新できない、何度も読み直している、と言ったことからですね。
 このデメリットを克服するには、やはり計画を立てるべきでしょう。計画を立てれば計画通り書いていけばいいのだから読み直す時間が減りますし、無駄なことは省けますし。

 こんな書き方をまねできるお方がいらっしゃいましたら教えてください。公開していれば見に行きます。
 『Scelus』は当分、終わりの見えないことでしょう。


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